2-1-A



エンジン基本構造


2-1-A エンジンとは
 
エンジンとは、動力を発生する装置のこと。 私たちがエンジンという場合、ほとんどはガソリンを燃料にするものをイメージしているが、ロケットエンジンや原子力エンジンというものもある。 基本的な意味としては動力を発生する機関すべてなのだ。
英語の辞書引けば、単なる「機械」という意味まで含んでいる。 ただし、普通は電気モーターのようなものは、あまりエンジンとは呼ばない。 何かの燃料を燃やして動力を発生するような機関を指すのが一般的だ。

その燃料使うエンジンは、大きく2つに分けられている。 ひとつは、機関の外で燃料を燃やして、その熱エネルギーから動力を生み出すもので、これを外燃機関あるいは外燃機と呼ぶ。 蒸気を動力源にする蒸気機関車などがこれだ。 もうひとつは、機関の中で燃料を燃やし、その、燃焼圧力から動力を生み出すもので、これを内燃機関あるいは内燃機と呼ぶ。

 内燃機にもいろいろあるが、ロケットエンジンやジェットエンジン、ガスタービン・人す