懐かしい去年の夜の話 Part10


 少し本論からはずれてみる

古いメールに私が友人に出したものが
見つかったのでチョット紹介してみよう




   不良患者の入院日記  .



 7月10日に入院してから 5日間も 39.8℃前後の熱が続き毎日ベッドのなかでうなっていました。 良性の腫瘍だそうです。

 7月14日に一回目の手術で口の中から切開したものの 膿を取りきれず また7月16日に二回目の手術で ほっぺたの外から穴を開け、そこにチューブを取り付けて 膿を出していました。

  チューブがつれて痛いー。
   タダでさえ悪人づらが ほほに傷を付けさらに悪人づらだ!


 7月18日の早朝、寝ぼけてベットの足の付け根を 思いっきり
けとばしてしまい 足の親指がはれてしまった
 (自己医師によると 打撲による ねんざ だろう)



 7月20日、熱も下がり、ほっぺたのチューブにも慣れ
(ただし、チューブからほっぺた内へ消毒液を流し込むのが
 死ぬほど痛いのに 毎日ある)

 入院生活もそろそろ飽きてきたので、秋ごろには買う予定に
していた ノートパソコンを急遽 購入する事にした。


 外出届けも OKがでたので 顔にはでっかいガーゼを貼り付け、
ねんざした足でびっこを引いて、入院患者らしくタクシーに乗って
秋葉原へ向かった。


 冬のボーナス一括払いで、携帯電話でインターネットも
できるように全部そろえ 今はやりのモバイルができるように
なったのです。


 おかげさまで、充実した入院生活になってきたようです。



 7月22日 びっこを引いていたあしを見て 婦長さんが、
「5日もたったけれど 一応、外科の先生が 今日来る日なので
見てもらいましょう。」と、言うので
 (いまさら遅くて意味がないなー)と 思いつつ

外科に行き レントゲンを撮ってもらい
先生に 「やはり、ねんざですか」と 尋ねると 



 「うーん、骨折してますねー」

       ・・・・・・・ガーン



  当大学病院初の 入院患者が入院中に 足の骨折者出現!





 そんな訳で、入院中に骨折するは、病棟の中どこでもパソコンを
たたいているは、入院中のほとんどの患者さんと ベラベラしゃべっているは、喫煙コーナーでたむろしているは、問題児の不良患者に
なってしまいました。



 まだ はっきり決まっていませんが
 7月30日前後に退院の予定です。


                                  以上   入院日記より 



  


1999/4/14