1-4-A


基礎概念


1-4-A メンテナンスについて 3
ジェットの保管時のメンテナンス


       以外と盲点になっているのがこの保管の時です。
       錆びや塩害ほとんどが保管状態で決まります それは船内に残った
       水分が1−2週間 いや1ヶ月以上そのままになることは当然ですから
       保管中に中でかなり蒸れた状態が続けば たとえきれいに船内洗浄
       しても確実に錆びだらけになるのはさけられません。

    理想的な保管方法

      船内洗浄が終わった後 船内に残った水はすべて外に出すこと

        以外と便利なのが灯油給油用のポンプを使うと船底のへこんだ
        所に溜まった水もある程度は吸い出せる

         1.それでも残ってしまった水をぞうきんなどで拭き取る

         2.翌日、エンジンフード又はシートを開け 4−5時間風通しをする

         3.出来ればこの時にもう一度 油さしをやれば完璧!


    艇庫などの管理できない保管方法     

       艇庫などの管理できない場合は かなり問題だ
       肝心の風通しによる船内乾燥が出来ない事になる

       そこで保管場所の条件で違いは出るが 最良の方法はエンジンフード
       又はシートを空き缶などの適当なものをはさみ込み 半分浮いたような
       状態にして 少しでも空気の流れを作るようにする。

       これだけではまだかなり不十分なので そこで裏技が登場する。

         家庭用の押入などに使う 湿気吸着剤だ
          (市販品だと某メーカーの水取りぞうさん など)
         それも出来るだけ大きめのものがいい それを3つ以上必要

         2つは船底の前後に置く 残りの一つは船内の出来るだけ
         上の方に置く (ヘッドの上など)
         理由は 保存時に船内の温度が上昇し 蒸れた空気が上の方へ
         あがってくる したがってヘッドの上部がビッショリになってしまう
         こいつを ぞうさんに取ってもらえばずいぶん違う。