チャンバーの取り付け
各メーカーから販売されているチャンバーのほとんどが ボルトオン取り付けが出来るようになっているが 細かいところをチェックしていくと 微妙にボルトの入る穴がずれていたり、純正部品の流用が多いために 多少部品を加工しないと取り付けが出来ない場合がある。
これらを手抜きをして 無理矢理に取り付けてしまうと エンジンの振動で無理のかかっている部分に負担が来てしまい ひどいときは溶接されているステーの根本から 「ぽっきり折れてしまう」と言うこともしばしばあるので要注意だ!
ドライチャンバーの問題点
今回使用するファクトリーパイプ社のSJ用ドライチャンバーは 特に注意が必要になってくる。
ドライチャンバーはその構造上チャンバー全体が二重構造になっているために 走行時はチャンバー全体に大量の水が蓄えられることになる
つまり、ただでさえ二重になっているために重たい本体に水の重さがプラスされることになる。
だからこんな噂が飛び交っていた 「ドライチャンバーを取り付けたジェットは左に傾いて走る」
そこで Anikiの好奇心が沸いてきた!
いったいどれくらいの重さになるのか?
チャンバーコーン部分の乾燥重量 6.5 kg
ウォータージャケットに入った水の量 1.2 kg
なんと総重量7.7 kg にもなってしまう! これは従来のチャンバーコーンの約3倍近くになってしまうことになる。
ただしこれは社外品の チャンバーコーンとの比較で 純正のチャンバーはウォータージャケットも遙かに大きいし 本体も若干重たい
するとあの噂は????
ま〜あいいか! とにかく従来のチャンバーよりも重たい物の 傾いて走らなければいいことにしましょう。
話がそれてしまいましたが チャンバーが重たいので取り付けには 時間をかけて細かい部分に気をつけながら 自分のジェットにうまくあうように取り付けましょう。
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じゃ〜ん
6.5 kg の重たいチャンバー
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早くも問題発覚!
写真でも分かるようにエキゾーストマニホールドは8本のボルトで固定しますが ファクトリーのマニは中央の4本の部分が薄くなっていてボルトを回しやすい構造になっています。
ボルトは8本とも純正を流用しますが この高さの違いで4本が長すぎてしまいます。
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そこでボルトを約6mm短く加工します
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右側の4本が加工して短くした物
多少長さがちがうかな? |
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これで真ん中の4本もきちんと締め付けが出来ます |
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ありゃ〜
下の2本が回しにくい!
角度の違うスパナやメガネを交互に使いながら締め付ける |
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LTD 製作 Menu |
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社外品ヘッド
チャンバーとの取り
付け関係が有るの
で メーカーも限定
される
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ハンドルポールスプリングの交換とアクセルレバーの交換
パーツは安いがかな
りの力仕事になる
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ならし走行と問題部分の修正
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