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そこで1のボルトをゆるめることでマウント全体がA方向に約4mm移動が出来るので これを利用すると シムの厚さで約5mm以上変えた物に相当する。
手始めにすべてを内側へ寄せて仮固定をする
カップリングの中に入るゴムラバーを無い状態で エンジンを載せ エンジンのカップリングと中間ハウジングの カップリングが水平になるように 調整する。 |
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中間ハウジング側カップリングとエンジン側カップリングのA面の水平を左右上下で出すことによって リヤ側のマウントの高さが決まる。
Bに厚めのシムを入れて カップリングを360度回転させる そのときシムが緩くなったところが有るとエンジンの芯が出ていないことになる。
カップリングに精度が出ていれば 6カ所に差し込むだけでいいのだが 残念ながら Cの距離に精度が出ていないために違うところに刺してしまうと距離が変わってしまう
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そこで同じところで回転させることにより精度が出てくる
ここの調整によってフロント側の高さが分かってくる
以上のことを何回も繰り返してフロント&リア、左右のシムを入れ替えながら芯を出してゆく事になる。
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芯出しにかかる所要時間は 船によってかなり違いは有るが パーツがすべて外れている状態から始めても2〜3時間は最低でもかかる。
手間をおしまず 何回もやり直すのが 精度を上げるこつになる。
この方法を行えば ハルのゆがみが無い限り 芯ずれは無くなる。
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インペラを外すときはドライブシャフトを固定するための特殊工具をスプラインの部分に差し込みメガネレンチで固定し インペラ部分をスパナで回す
このときインペラとドライブシャフトが逆ネジになっているので注意が必要だ。
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社外品のインペラは性能を上げるためにポンプとのクリアランスがかなり狭くなっているので 装着後ポンプにぶつかっていないか確認をすること。
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社外品のスコープゲートはコーナリングと水のくいつきがよくなるが 反面トップスピードが落ちてしまうので バランスの取れたところまで 削り加工を施す。
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